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ウーポン

ウーポン

HEDで必要なテクニックのひとつ。

クラッチミートしてスロットルを開けていく通常の発進とは異なり、回転数を上げた(アクセルを溜めた)状態からスロットルを閉じつつクラッチを繋ぐ発進方法である。発進時の加速度を最大化することができる(※)。

トライアルでは助走距離が取れないステアケースなどで鋭く加速するために用いられるが、HEDではよりグリップの悪い路面における発進や、泥が乗った岩や濡れた根っ子などの段差を越える際に威力を発揮する。

HEDではアクセルとクラッチワークを覚えるだけで十分使えるテクニックである。本家ウーポンほどの技の難易度ではないことから、一部ではトライアル界に敬意を込めて「なんちゃってウーポン(ん)」などと呼ばれていた。より簡略な名称として「ウーポソ(そ)」が広まりつつある。

(※)スロットルは閉じていくため駆動力は単調に低下する。仮にクラッチミート時にスリップしても低下する駆動力が路面のグリップ限界を下回った時点でグリップする。その後は(ストールするまで)路面のグリップ限界を上回ることなく(スリップせず)進むことができる。つまりウーポンの特徴は①発進時の加速度が最大であること、②一旦グリップするとそれ以降は滑らないこと、である。

ウーポン.txt · 最終更新: 2021/02/15 12:54 (外部編集)